専門家は蓄積された知識の持ち主で時間が必要

専門家の育成はなかなか大変。というのもガーデニングの知識は「本」ではなく経験がものを言うからです。本に耐寒性があるとどれだけ書いてあっても、その地域の寒さで枯れたら意味は無いです。逆に言えば、本にどんなことが書いてあっても、その地域で育つなら、その「人」の言うことの方がずっと正しいのです。
●日本は地域による気候の差が激しい。広島県の南部の海岸部や島は温かいが、北部は土が凍りつくほど寒い。北部はスキー場が沢山あるのです。だから本よりその土地の経験が大事

ホームセンターのガーデニング専門化は割があうか?
ガーデニングの知識はなかなか付け焼刃では身に付かない。興味のある人が時間をかけて身につけていくものです。もちろん花屋やホームセンター教育すればいいのですが、それに見合うだけの効果がある「技能」「知識」かというと、はなはだ怪しい。

花屋の統計(たぶんJFTD)によると花屋の店員一人当たりの売り上げは800万円程度。800万という数字はあくまで売り上げ。ここから原価(半分かそれ以上)・家賃・材料費・光熱費などを差し引いたもののから人件費を捻出するわけです。だから年収300万円だって花屋には苦行です。そんなに出せる花屋は珍しいでしょう。しかもこの800万円は葬儀社などの「比較的割のいい分野」を含んだ数字。そもそも花屋は儲からないのです
●統計自体はかなり古いハズです2000年くらいかそれ以前かも。ただバブル崩壊後20年は「失われた20年」という時代。デフレが起きていましたので、この数字が悪化することはあっても改善することは無いでしょう。


そんなガーデニングの分野にお金の計算の出来る賢明なホームセンターが教育費と称してお金を出せるか?

出せない。出さないでしょう。

これは決して、ホームセンターが目先のことをにとらわれて先行投資が出来ないというマイナスな意見ではなく、現状では当たり前、むしろここで投資するのは異常、と言っても差し支えないほどです。
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「ホームセンターのガーデニング販売について」

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Page1
ホームセンターは専門化するべきか???
Page2
⇒ 専門家は蓄積された知識の持ち主で時間が必要
Page3
ガーデニング担当者に教育費用を投じて利益につながるか?
Page4
深く掘り下げることがビジネスにつながる

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